いよいよ変身

アイテム全てOK
場所も問題なし
いよいよ変身に取りかかりましょう。
もちろん、仮面ライダーのように、「変身!」っとできるわけがありません
ここはじっくりと、漫画版のライダーのように時間を掛けて変身しましょう。
(ごめんなさい、表現がマニアックでした。因みに、漫画版は、パンツ一丁の上に、ライダースーツと言うツナギを着てヘルメットをかぶる、さらに、サイクロンで直線を高速で走り、胸に風を受けることで、初めてライダーとしての力が発揮されます)
特に、初めて変身するのならば、初日は練習で終わってしまうと、覚悟して取りかかって下さい。

まずは、アイテムを全て取り出し、化粧品は洗面所に
アウターはハンガーにつるしておきます
ハンガーはたいてい2個、あらかじめホテルに付いています。
(どうして2個有るのかは、お分かりと思います)
最初はそれで十分ですが、あっという間にアウターは増えてしまうことでしょうから、
クリーニングに出したときの、針金ハンガーみたいな物を、その日に撮影したい服装分用意します。
私の場合は、スーツ系が多いので、スチームアイロンで皺を伸ばしてから、ハンガーにつるしておきます。
こういう細かい話は、少し時間がたってからで良いのですが、折りたたまれてしまっているアウターは、早めに伸ばしておいた方が良いはずです。

次に、着ている物は全て脱いで、そこになぜか2着有るバスローブか浴衣などを羽織り、着ていた服は、邪魔にならないところにしまっておきます。
そうしないと、着ていた物に、付くはずのない物が付く可能性があります。

いよいよメークに取りかかります
メークは本当に人それぞれ、私のやり方は、私にしか当てはまりませんし、できた結果も、本当に良いのかどうか、かなり疑問です。
私の投稿した写真を、誉めてくれる方、メークがもう少しと真面目にアドバイスしてくれる人、メークを教えて下さいと言ってくれる人、反応は様々です。
但し、女装した自分の一番のファンは、やはり自分自身
女装は、あくまでナルな趣味ですから、自分さえ満足であれば、それで全くかまわないのです。
人の意見は素直に聞き入れ、振り回されないのが理想です。

そこで私のメーク方ですが、
まず第一に、完全に親父ですので、ナチュラルなメークなど、最初からあきらめます。
素材を活かし、見栄えを少し良くするのではなく、徹底的に違う顔を上に塗るぐらいの気持ちで取りかかります。
私の素顔を、見たことのある方が、数人いらっしゃいます。
投稿した写真しか知らない人たちの所に、素顔で行ったところ、皆さんひっくり返るほど驚いてくれました。
一応、その後で、変身能力の高さを、誉めて頂きました。(笑)
このくらい変わってしまえば、たとえPCで写真を見ているときに、ちらっと見られてしまっても、まさか本人とは気が付かれないでしょう。

それではお手本は?
雑誌、新聞などの広告で、外国のモデルさんの写真、あるいは女優さんの写真
良く見て下さい
大変綺麗な方ばかりですが、アイメークが信じられないような塗り方をしています。
普通に、そこら辺を歩いていたら、異常なほどの塗り方です。
それでも、写真になり、雑誌などに載ると、綺麗に見えますね。
日本人のモデルさんの場合、たいていここまでではないようです。
但し、それでさえ、写真を通しているからです。
実際には、かなりの厚化粧のはずです。
もう一つ、外国のモデルさんが参考になる点
体のバランスこそ違いますが、やはり、皆さん大柄、そして彫りが深い、悪く言えば少しごつい目鼻立ちの方が多いと思われます。
日本人の女性ですと、一般的に優しい、華奢、あるいは可愛い感じの方が多いはずです。
年齢的なこともありますので、可愛い路線は、キッパリあきらめて、少しでも綺麗になるよう、努力します。

さて、それでは、私のヌッタクリ方を順番に
実際に、写真で紹介できれば良いのですが
ここで素顔を出すわけにはいきません
文章だけです
ヌッタクッタ顔のアップだけを、並べておきます
1枚目、2枚目は、恥ずかしいほどの大写し
少し引いた3枚目、光線の具合もあり、多少は見られるかと?

1)髭に関しては、口の上だけ、前日に抜いておきます。
  もちろん時間があれば、全部抜いてしまう方が良いのですが、そこまではできませんから
  後は当日の朝、通常の電気カミソリか、変身直前に、キチンと2枚歯で仕上げます。
  眉毛に関しては、とりあえずできる範囲で
2)最大の問題、髭のそり跡
  ここの気になる部分に、多少茶系のチーク、あるいはルージュを極薄く塗ります
3)顔全体に、薄くコーンシーラーを塗りつけます。
  毛穴に、たたき込むようにするのが効果的だそうです。
4)次に液体ファンデ、スポンジは使わないで、指の腹で、顔全体にすり込むようにして塗ります
  全体が均一になったら、粉のファンデーションをその上にスポンジで叩きます

この時点で、顔の立体感が無くなり、多少のっぺりとした感じになれば、まずまずです。

5)リキッドのアイラインで、目の下ほとんど内側くらいの所に線を引きます
  下を向いて、鏡の中にうつむいた感じ、目の縁の下側が見えるようにして引きましょう。
6)同様にまつげのすぐ上、ここも黒く線を引きます。
  この時、そのまま少し線を延ばすように、目尻の方まで引いて下さい。
7)濃いめのこげ茶のシャドウで、まぶたをほとんど塗ってしまいます。
  目尻に伸ばしたアイラインの上までを、まぶたと考えます。
  そこから、薄い茶色、(できれば少しラメの入った物が良いのですが)
  さらに肌色に近い茶色(あるいはパープル)とグラデーションを付けます。
  目の下にも、若干のグラデーションを付けます。(ここは本当に少しです)
8)付けまつげを付けて、アイメークはできあがり。
  注意深く、左右均等に、周りに広げるように、書いていきます
  要所要所で、一歩下がって見直すのも効果的ですよ。

これでアイメークはできあがり、ほとんど顔の原型が無くなっているはずです。
しかも全体に黒っぽいので、チョット怖い印象がありますが、心配はいりません
アイシャドウなどの余分な粉が付いてしまったら、ティッシュで、そっとたたき落として下さい
擦ると広がってしまいます

9)チークをほほ骨に剃って塗ります。これは特に注意することもないでしょう。
  多少大胆に、フワッと伸ばして下さい。
10)最後にルージュを引きます。
   固形の口紅ではなく、筆を柄って外側のラインをていねいに書いた方が、効果的です。
   その後、正面から見える範囲だけ、塗りつぶし
   最後に、グロスを塗るときに、もう一度形を整えます

私は、かなり赤いルージュを使います。
そうしないと、暗くなってしまいますし、ここまでケバクしたので、その方が似合う気がするからです

一歩下がって、ズラを付けて微笑んでみて下さい。
(相当ケバイので、すました顔は怖くなります)

どうですか?
場末のバーのママくらいに見えれば、大成功!

次回は体のラインの作り方、ブラウスとスカートを着て、完全女装です。 

さて今回のコメント

メークは人それぞれですので
自分自身で練習するしか有りません
そもそも、土台がそれぞれ、異なるのですから

メーク前後のことを書きましたが
老舗、エリザベスなどでは、入店時、退出時、完全男モードですから。
皆さんの変身前後を見ることができます
ここら辺も、サロンの良いところですね

又チークは、私の様にお水のネーチャンを目指すのであれば、必要ですが
可愛い系が似合う方であれば、重要なアイテムではないでしょう

女性の方が、ここまで一生懸命メークしない、とのご意見もありますが。
こちらは偽物ですから、倍の努力をしても、まだまだ追いつかないわけです。

髭抜きは、結構痛いですし、多少の時間がかかります。
2枚歯で深剃り、コーンシーラーを毛穴にたたき込み
ファンデで仕上げる
これでも、かなり良い線まで行きますよ

最後に、メークの順番ですが
私は服を着る前としましたが、着替えの際に、服にメークが付いてしまう危険性があります。
最初に着替えて、ローブ、タオルなどを羽織ってからのほうが、汚れる確率が少なくて済みます。
但し、私の様に何回も着替えるのであれば、先にメークを済ませた方が良いでしょう。
アウターも、あまり首の狭い物は選ばず
ブラウス、首の広いカットソーなど、メークしてから着替えられる物を多くしておく方が、無難です。

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